【便乗】《ベルゼブブ》と《ヴィシュヌ》

ちょっと他人様のブログの話に首を突っ込んでみる。



まず、私の考える《ベルゼブブ》と《ヴィシュヌ》について。





どっちも等しくクソですね!






とかいう冗談は書かない方が良いんでしょうね。

真面目な話に戻しまして、どちらも愛され憎まれているカードでしょう。
物事には+-があって、全てのプレイヤーからの寵愛のみを受けているカードも、逆に嫌悪と憎悪のみを受けているカードもないわけです。
まぁ、使うカード使われるカードで勝敗が決まるので、当たり前といえば当たり前の話なんですがね。

プレイヤーの目線によって、どちらがより嫌われてるよう感じるか、というのは変わるものなので、
ただ単に元記事の方が少し《ベルゼブブ》寄りの目線に基づいて、幾分か誇張して記事を書いただけの話なんだろう。
と私は考えるわけです。

かといって反論記事の方が悪いとも思いませんし、むしろ感情発信だとしてもこうした記事の絡みというのも割とありかなー、くらいには思ってます。
なんというか私だけかもしれませんがcojが落ち着いている雰囲気を感じているので、
こうした議論というか、思想をぶつけるのも外から読み物として見る分には楽しいなとか思うわけです。(すごく性格の悪そうな文面だなぁ…)



で、
わざわざ自分のとこで記事にしてまで首を突っ込んだので、元々の《ベルゼブブ》と《ヴィシュヌ》について、ここから書きますね。
主観を多分に含みますので、そこだけは注意を。

あくまでも雰囲気的なものですが、比較的《ヴィシュヌ》に対しての風当たりが強い傾向にあるんじゃないかと感じます。
ですが、正直そんなことはどうだっていいかなと思ってます。どっちも嫌われてて好かれてるのが実際のとこなんですから。

まぁ、それでもそこについて軽く書くと、
汚物は消毒だー!したいエージェントからのヘイトが《ヴィシュヌ》に集中しているのと、
汚物は消毒だー!されてるエージェントからのヘイトの筆頭が《シヴァ》で《ベルゼブブ》は次点になっていること。
この違いなんだと思います。単純に。



それよりも、虹色蝿最盛期の《ベルゼブブ》に対する嫌悪と、今の《ヴィシュヌ》に対する嫌悪の形はちょっと質が違うように思いますね。
どちらが嫌われてるか、というよりもそこの違いについて考えてみたいです。


当時の赤はトップに君臨しており、その象徴である《ベルゼブブ》がどう嫌われていたかというと、

はいはい、《蝿》ゲー《蝿》ゲー

といった雰囲気でした。
それは良くも悪くもcojの中には《蝿》がブンブン飛んでいることを皆が理解していたからですね。
どこでも見かけることにうんざりしながらも、逆にそれ故に対策や対処を考えることができたわけです。
その状況が良いか悪いかは別として、了承しないまでもcojの環境の要素の一つとして了解くらいはしてははずです。
勘違いされるとあれなんで、一応再度書いておきますが、吐き気がするほど《ベルゼブブ》が嫌いなエージェントが相当数いたことも事実ですよ。

ただ、ある意味当時のcojは
“4~5CP帯で蝿が飛んでくるゲーム”だったわけで、
それをどう好むかどう嫌うか、どう扱い対処するか、という形である意味受け入れられていたと私は思うのです。




で、時は進み現環境における《ヴィシュヌ》の嫌われかたについて。

前述の通り、主に焼きでヒャッハーしたいエージェントからは多分全一で嫌われているカードでしょう。

今まで散々cojを焼き払っておきながら、それが出来ないカード一枚に文句言うの?という声が聞こえてきそうですね。

私はヒャッハー勢じゃないので、それに対する正確な回答をできるとは限らないのですが、
秩序の盾がこれ以上インフレされると洒落にならないので、許容範囲範囲ギリギリ(或いはもう越えてる)の《ヴィシュヌ》の存在を受け入れるスタンスはとれない。
のでしょう。

秩序の盾持ちで強いカードが増えるとやばいことになりそうだなー、というのはヒャッハーしない私も考えることなので、
ヒャッハー勢がやりたい焼きが出来ないから、とはまた違う理由も存在するわけです。

私は、過去の開発の豊かな実績から、強い秩序の盾持ちが蔓延するとそれに合わせてバーンカードもインフレしていくと思うんですよね。
で、今赤緑と三竦みをなしている青もしっかり強くなるんでしょう。黄のことはひとまず置いておきますね。

そうなるとカードパワーのインフレが始まっていくわけです。
というか今既にそれは始まっていて、むしろtcgでは当たり前の現象なので、何を今更といったことなのですが、

cojで今起こっていて、秩序の盾の更なる強化が進んだ先に起こることは、単なるカードパワーのインフレとは少し異なるもので、

デッキ相性差のインフレなんですね。


今段階でさえ、赤<緑<青<赤…の相性差はなかなかのものなのは、このどれかの色を使ってるエージェントなら解ってもらえるかなー、と思います。

不利デッキを握ったときの、この試合どうするかなー感は、なかなかのものです。
これがインフレして、
赤「緑じゃん、これどーにもならんわ。」
になってしまうのがメタカードインフレの行き着く先ですね。






ん?それって、もうじゃんけんでよくね?






まぁ、かなり極端なことを書いてるので、実際にはそこまではならないとは思います。

あ、でも実績豊かな運営なので、どう転ぶかわかんないので、今、そうした気配を感じ取っているエージェントが、
一戦略に激しく効果のあるメタカードでありつつ超一線級のパワーカードである《ヴィシュヌ》を危険視するのは、
ある程度仕方ないんじゃないかな。とは思います。



簡単にまとめます。

《ベルゼブブ》への不満は
今、この場にある、当たり前のように現れるものへの不満。
ヴィシュヌ》への不満は
今後起こりうる問題を予感させる存在への警戒感。

のような違いがあるんじゃないでしょうか?
と考えました。


そんな感じのことを書いて、今回はここまで。



それにしても、便乗するには猛烈に遅すぎてないですかね、この記事