脱初級者のために
前回までのお話について
とりあえず一意見として、置き引きがあったことだけはお店にも伝えておきました。
対応どうのこうのはどうでもいいとして、情報共有くらいはやっておいても良いんじゃないかな、という判断で。
こんなところで今回の事についての話は終わりですかね。あとは同じ店で同じ様なことがまた起きなければそれでいいと思います。
さて、いつまでもこんな事を書いててもアレなのでおおよそ3ヶ月ぶりにcojの何かについて語りたいとは思うんですが、
《ライオンハートガール》とかいうインセプについてなんてもう語り尽くされてますし、好みにドストライクだった《銀翼のクリス》のクリスについて書くなんてのもなんですしね。
そんなわけで初級者むけのアドバイスなんてものを唐突に語り出しましょう。
自称中級者である私目線における、初級者脱出のためになにをすればいいか、そしてその後中級者から上級者になるためには?
今回はそういった内容のことを゛超個人的見解゛をもとに話します。
・初級者→中級者への道のり
これは実際にサブカを使って下位環境でプレイしてみて思ったことが根拠なんですが、
下位環境で勝てないプレイヤーの多くはルールは理解しているもののセオリーまでは理解していません。
セオリーというのは、たとえば
緑伏せはパンプを警戒するとか、それを逆手にパンプ警戒で手を止めさせる為に緑伏せしとくとか、
黄色相手のゲームで6CP域まで来たら不必要にユニットを展開しない(《毘沙門天》を警戒)とか、逆にブロッカー減らしすぎて《ジャンプー》の餌食にならないよう気をつけたりとか、
シヴァケアだのジョカケアだのライブケアだの、そういった類のものです。
こうしたセオリーが身についているか否か、それが初級者と中級者の違いだというのが私の考えです。
この手のものはゲーム各所において正しい選択を素早く下す為には欠かせないものであり、立ち回りの基礎ともなりますのでじゃんじゃか覚えていきましょう。
具体的になにをすればどうすればいいのか?ですが
まずは公式でカードリストの把握をして、wikiを読み込みましょう。
すごく基本的なことですがそれを怠ってるのでは?と思えるような初級者もまだまだ居る印象です。
どんなカードがあり、どんな評価、使い方をされているのかを知っておくことは正直最低限のことなので面倒くさがらずにやっていきましょう。
cojのwikiは今ひとつ充実していない、との声もありますがとりあえずの取っ掛かりとしては十分だと思います。
お金のかからないことですのでこうした手間を避けて損をするのも馬鹿馬鹿しいと思いますしね。
次におすすめなのが、上手い人のデッキを使うことです。同時に上手い人のプレイを参考にしながらがベストでしょう。
デッキレシピから回し方まで丁寧に公開してくれている方は結構います。試合の中での流れを見たいならランリプや動画サイトもあります。
勝てるデッキ構築やプレイングを身につけるのにこれらを使わない手はありません。
自分のデッキと相手のデッキをいかに把握しているかが勝敗の分け目にもなりますので、よく使われるようなデッキに関しては何度か使ってみるのをおすすめします。
デッキの使用経験は相手にしたときの立ち回りの指標になりますので、相手方のゲームプランを崩すための材料にもなるからです。
特定のテクニカルなデッキでなければ、今後のデッキ作りの参考にするのも良いでしょう。
ユニット:インセプ:トリガーとか、非進化:進化とか、デッキコンセプト用のカード:環境対策用カードとか、サーチドローがどのくらいだとか
そういったものは既存のデッキを参考にすればデッキバランスを大きく崩すことはないでしょう。
環境デッキはころころ変わっていくので、個人的には[トリロス]や[レベコン][緑アグロ]のような古典的なデッキ、それからどこにでもわく[珍獣]あたりは一度使ってみるのがおすすめです。
コピーしようにもカードがない!という方、無理に完コピーしなくてもいいです。入手しにくいSRや期間限定PRがデッキの主軸でもない限り代用品で何とかなることもあります。
ただ、出来ることならせめてR以下のカードはある程度揃えておくようにしましょう。
トレードも活用すればさほど難しいことではないでしょう。なんせ所持枚数が3枚を超えた分はゲーム的には無価値といってもよく、低レアリティのカードは余らしててタダであげても良いというような人もそれなりにいるからです。
ただし、だからといってクレクレ君は厳禁です。結果的に相手から無償で貰うことになったとしても、最初は「○○が余ってたらトレードをお願いしたいんですが」のような形からスタートすることが大事です。
そのためにも多少なりパック購入はしておくのが望ましいと私は考えます。
ちなみに、私は遭遇したことがありませんが、シャークトレードには気をつけましょう。そういった意味でも最初にすべきこと『カードの評価』はしっかり把握しておきましょう。
また、私は遭遇したことがありますが、リアル《エリートシーフ》にも気をつけましょう。パスワードの設定、所持品の管理はしっかりと。
さて、なにやらごちゃごちゃと書き殴ってしまったので、すこしまとめます。
・初級者が中級者になるためには
ゲーム内での判断ミスを減らすため、セオリーを覚えて各場面における判断基準を身につけましょう。
・初級者がやるべきこと
カードリストの把握、各カードの評価の粗方の把握、よく使われるカード、デッキの把握
・初級者におすすめなこと
上位ランカーのデッキを使ってみること、古典的によく使われるデッキを試してみること
・初級者に出来ればやっておいてもらいたいこと
理想を言えば全ての、出来ることならVR以下の、なるべくならR以下の、せめてUC以下のカードを揃える(またはトレードで揃えられる状態にある)こと
私の主張としては、
初級者初心者のうちは手間をかければかけるだけリターンがあるのだから、上達を目指すなら手間かけて調べたりそのための体勢を作ることに積極的になりましょう。
といったところでしょうか。
《ジャンプー》や《毘沙門天》をまるで警戒しない初級者との試合の中でこんなことを思ったので書いてみました。
思いの外長くなってしまったので、冒頭で書いた『中級者から上級者を目指すには』についてはまた別の機会にでも書けたら書くことにします。
最後にもう一度、これはあくまでも超個人的見解によるものです。と断りを入れたところで、今回はここまで。